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あの音をもういちど

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THE LA'S "THE LA'S"

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今日は、1990年にGo!Discsがらリリースされた、ラーズのファーストにしてラストアルバムです。あれ?2005年に再結成されたんだっけ?でもそれはもはやあのラーズではありません。

このアルバムの5曲目にある"There She Goes"は、私が最も愛する、名曲中の名曲!
この曲を聴いていると、涙がでてくるくらい、切なく美しいメロディー。

ラーズのメロディー・メイカーである、リー・メイヴァースの言う、「幸せなときでも悲しいときでも、心にメロディーが浮かんでくるような、本物の歌を作りたかった」というスピリットは、見事に曲に反映されています!

職人肌なのか、頑固者なのか、偏屈モンなのか、ワガママなのか、とにかくシングルもなかなか出さないし、このアルバムをリリースするにあたっては相当なスッタモンダがあったらしいのは有名な話。リリースされてもバンド側は不服で、Go!Discsとはかなりトラブったようだけど、なんにせよこのアルバムが世に出て、本当に、本当に良かった!!

The Whoや Kinksのような曲もあれば、リヴァプールらしいビートルズっぽい雰囲気のある曲もある。どれも秀逸。

私の好きな曲は、前述のThere She Goesはダントツ!
あとは3曲目のTimeless Melodyと、12曲目のLooking Glass。

91年のクアトロでのライブ、観に行きました。
このバンドをリアルタイムで経験できたことに、心から感謝!!

There She Goesは、素晴らしい!名曲!必聴!(←しつこい!)
# by gazing | 2008-11-14 22:44 | UKindies

NEW YORK DOLLS "NEW YORK DOLLS"

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今日は、1973年にリリースされた、ニューヨーク・ドールズの1stアルバムです。
トッド・ラングレンがプロデュース。

私の中では、UKパンクといえばダムド、USパンクといえば、ラモーンズとニューヨーク・ドールズなのですね。(ドールズは、ルックスからグラム・ロックと言われていたけど)

バンド名からして素晴らしいけど、このジャケットは、ジャケ買いだけでも価値があると思うくらい、アヤシイ香りがプンプンで魅惑的!

ケバケバしい化粧にド派手な衣裳、このヒールが高く太いブーツ!
猥雑で毒々しさに満ちているますねー。

ジャケの雰囲気がそのまま音になっています。と思います。
1曲目のPERSONALITY CRISIS(人格の危機),人格も何もあったもんじゃありません。
2曲目LOOKING FOR A KISS、ブチュブチュ~音がダーティーです。
4曲目LONELY PLANET BOY、めずらしくバラード調ですねー。

個人的には、ジョニー・サンダースが曲作りしてるものが特に好み。
7.BAD GIRL , 11.JET BOYとか。

たった2枚のアルバム出して解散、とか、メンバーがドラッグ中毒やアルコール中毒とか、
泥酔で水死説とか、すべてこのバンドらしい感じがします。私生活もパンクでイメージにピッタリ。

ジョニー・サンダースのソロもよかったし、かっこいい!
# by gazing | 2008-11-12 16:40 | punk

PHIL COLLINS " PHIL COLLINS...HITS"

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昨日のGIRLのギタリストがフィル・コリンだったので、名前似てますつながりで、今日はフィル・コリンズ。

フィル・コリンズといえば、ジェネシスのVo.ですが、私が洋楽を聴き始めた頃、彼はソロとしてチャートを賑わせていた。だから、初めは単独のミュージシャンだと思っていた。

80年代中期は、しょっちゅう全米チャートの上位にランクされていて、No.1になる曲も数曲あった。
あの「愛くるしいオジサン」的ルックスで、明るいポップな曲からしっとりしたバラードまでさまざまな曲を出し、映画"WHITE NIGHTS"のテーマ曲でデュエットしたり、シンディ・ローパーのヒット曲"TRUE COLORS"をカバーしたり、アースウインド&ファイアーのフィリップ・ベイリーとデュエットしたり、いろんなことしてた。

フィル・コリンズ自体は、特にファンでもないのだけど、"ONE MORE NIGHT","EASY LOVER"は大好きな曲!このベスト盤は、その2曲が入っているので買いました。

ONE MORE NIGHT、いい曲ですね~♪今聴いてもいい曲!たしか車のCMのBGMにも使われていた。PVもモノクロで雰囲気が曲と合っていてよかった。

EASY LOVER、これはフィリップ・ベイリーとデュエットして、フィリップ・ベイリーさすが!と思わせる。PVは曲の内容と関係ないけど、おちゃめなフィル・コリンズと楽しそうな面々が良かった。

ほんとに、80年代ポップスの代表だった!80年代はポップスが面白かったな~。
# by gazing | 2008-11-10 21:44 | pops

GIRL "SHEER GREED"

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今日は、”ルックス重視”で聴いたが意外といいアルバム、です。

Girlのこのアルバムは、1980年にリリースされたデビューアルバム。ライナースリーブによると、「New York Dollsに対するブリティッシュ・グラム・ロックの解答」と書いてある(多分。英語なので・・・)。

Girlを知った所以。L.A.GUNSのデビューアルバムに入っている曲のPVを初めて観たとき、Vo.のフィリップ・ルイスがめちゃくちゃタイプで、L.A.GUNSに興味を持ちチェックし始めた頃、伊藤政則氏が番組でL.A.GUNSの紹介をしてくれた。そのときに、フィリップ・ルイスが昔居たバンド"GIRL"の"hollywood tease"のPVを流してくれたのだ。

すっごいカッコイイ!!

で、Girlのアルバムを取り寄せたのです。
これが、なかなかいい!Hollywood Teaseは、L.A.GUNSのファーストアルバムでカバーしてあったので知っていたが、他の曲も、3.LOVELY LORRAINE 6.DOCTOR DOCTOR 7.DO YOU LOVE ME(KISSのカバー) 12.HEARTBREAK AMERICA など、メロディーいいし、G.のフィル・コリン(のちにデフ・レパードに加入)のギターも光ってる!
今聴いても、なかなかいいじゃないの!

Girlが現役だった当時は、ルックスの良さから正統派HR/HMファンからはあまり評価されなかったようだけど、ルックスが良いゆえに日本の女子には人気があったらしい。

フィリップ・ルイスの歌声は、L.A.GUNSのアルバムを聴いたときも、「ちょっと音はずすし、高音キツそう。ライブには難しい喉って感じ」だと思うけど、ルックスいいからなんでもいい!今もYouTube観ては「かっこいい~」と喜んでいるのであります。今はどうしているのかな?
# by gazing | 2008-11-09 21:54 | hardrock/heavymetal

EXTRAITS DES BANDES ORIGINALES DES FILMS DE "JACQUES TATI"

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今日は映画のサントラ盤です。

ジャック・タチ。フランスのチャップリンみたいな人、って感じですか。

このサントラ盤は、ジャック・タチの4作品「ジャック・タチののんき大将」「ぼくの伯父さんの休暇」「ぼくの伯父さん」「プレイ・タイム」をコンピレーションしたものである。

今回は、このサントラ盤のお話というより、私が最も好きな映画「ぼくの伯父さんの休暇」について話したいと思います。

「ぼくの伯父さんの休暇(LES VACANCES DE M.HULOT)」は、直訳すれば、「ぼくの」ではなく、「ユロさんの休暇」なんですけど、なぜ「ぼく」が邦題についたかというと、日本において、タチ映画では「ぼくの伯父さん(MON ONCLE)」が先に紹介されたからですね。

「ユロさん」のほうは1953年作で、「ぼく」のほうは1958年作だから、ユロさんのほうが先に作られたのだけどね。

さて、「ぼくの伯父さんの休暇」、この映画は”南フランスの海辺”、”夏の休暇”、”モノクロ”、”セリフあまりなくて、効果音が強調されている”、に加え、このテーマ曲の、”おフランスのエッセンスにジャジーなりズム”がこのストーリーの雰囲気にピッタリ!

なんとものんびりしている映画ですが、私のストライクゾーンにバッチリなのです。もうカンペキです。

このサントラ盤、日本では1995年に出ているのですが、すでにタチ氏は1982年に他界しており、なぜ95年というタイミングで発売されたのかわからないのだけど、ラッキー!!でした。
# by gazing | 2008-11-07 20:47 | movie
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1日1枚!


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