ORANGE JUICE - "THE HEATHER'S ON FIRE"
猫ジャケ3枚目は、Orange JuiceのPostcard時代のコンピ盤”The Heather’s On Fire”
(1993、Postcard)。
Orange Juiceは、その昔若かりし頃、あのイルカジャケのアルバムを聴いていまいちピンと
こなかったので、それ以来Aztec Cameraとともに“ネオアコ”と括られているものはほとんど
興味を示しませんでした。
80年代後半はハードロックやLAメタルなんかを聴いていたし、その後70'sUKパンクなどに
ハマッたりしていたので、「ネオアコ=甘酸っぱい胸キュンポップ」という偏見を持っていた
だけに「なよっちいのなんか聴けるか!」と勝手に斜に構えていたのかもしれません。
そんなわけで、ネオアコの代表格でもあるOrange Juiceは、そのイルカジャケのアルバム以来
スルーしてきたのですが、このコンピ盤のジャケの可愛さに、ついジャケ買い。
知らなかったのですが、このドラム猫はPostcardのトレードマークだそうです。
このアルバム、中のブックレットもメンバー写真のコラージュなんかあって充実していて、これは
ファン垂涎ものでしょう。
曲も、昔聴いた印象とは違い、これを機に、いままで聴かずギライだった80’sネオアコをちょっと
聴いてみようかな、なんて思いました。
気に入った曲は、2曲目のインストゥルメンタルのmoscowと、14曲目のシークレットナンバー
である、Orange Juiceの前身バンドNuSonicsの”Who are the mystery girls?”。
「好きな曲がインスト曲とNew York Dollsのカヴァーって、そりゃどーなのよ!Edwyn Colinsの
ソングライティング力を無視する気?!」と、ファンの方々に怒られるかもしれませんが・・・。
いや~、ドールズのカヴァーはかなり良かったです。
★moscow
★blue boy
1."Falling and Laughing"
2."Moscow"
3."Moscow Olympics"
4."Blue Boy"
5."Love Sick"
6."Simply Thrilled Honey"
7."Breakfast Time"
8."Poor Old Soul"
9."Poor Old Soul Pt 2"
10."Felicity (09-01-81 Radio 1 Mike Read Session)"
11."Upwards and Onwards (09-01-81 Radio 1 Mike Read Session)"
12."Dying Day (04-08-81 Peel Session)"
13."Holiday Hymn (04-08-81 Peel Session)"
14."Who Are the Mystery Girls? by the NuSonics (February 1977)