あの音をもういちど

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G.I.Orange - "Psychic Magic"



「外タレ」(死語)でありながら、80年代半ばに日本で洋楽を聴いていた人しか知らないであろうバンド。

80年代に、TVK(テレビ神奈川)で月~金の夕方5時ごろに「Music Tomato World(通称ミュートマワールド)」という番組があって、それはおもに英米のアーティストのPVを流す番組でした。曜日によってはVJが登場して海外アーティストの情報を教えてくれるので、当時はこの番組をよくチェックしていました。80年代後半に私がハードロックやへヴィーメタルをちょこっとかじったのも、ひとえにこの番組の水曜担当の伊藤政則氏による影響大ですね。
ちなみにTVKではビルボードTop40という中村真理さんVJの番組もあり(今でもVJも変わらずに放映されていることにのけぞるほどビックリしました)、ミュートマとビルボードは80年代の私の大切な支えであったことは間違いありません。雑誌なら、VIVA ROCK, IN ROCK,ROCK SHOWですね(笑)。

話はそれましたが、ミュートマのほうはヒットチャートに出てこないようなバンドのPVもときどき流してくれたので、G.I.オレンジもこの番組によって知りました。G.I.オレンジはてっきりUKのバンドだと思ってましたが、このバンドは日本のレコード会社の洋楽部門の販促によりデビューさせられた、「日本の洋楽アイドル」だったそうです。だから、この「サイキック・マジック」は、日本ではよく聴いたけど(レコードのCMもあったらしい)、本国イギリスでは発売されていなかったわけですね。
そんなことも知らずに、私はこの1985年発売のEPレコード盤を、レコード会社の宣伝にまんまと乗せられて買った1人であります。

約30年ぶりに聴きましたが、このジャケットといい、もう懐かしすぎて笑いがこみあげてきます。髪型も服装も音ももろに80年代。
サビの「サ~イキ~ック、マ~アジ~ック♪」のところが耳から離れません。
You Tubeの動画も、一応外タレの動画なのに、書き込みは日本語ばかりというのが思わず笑ってしまいます。
その書き込みによると、来年は30周年記念で再結成して来日するそうです(!!)。





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by gazing | 2014-10-31 14:52 | pops

THESE ANIMAL MEN - "too sussed?"



Elastica以降、なんとなく所持CDのブリットポップものを探してみると、ムーブメント自体ほとんど思い入れとか記憶とかないのに意外と持っていました。
ブリットポップ時代の「いたいたコーナー」ですね。20世紀までの音楽で時が止まっている私にとって、ブリットポップは「わりと最近のムーブメント」なのですが、あれからもう20年も経つんですねぇ。

THESE ANIMAL MENもブリットポップ最盛期にデビューで、この5曲入りEPは1994年にHi-Riseから出ています。
このバンドもパンク寄りの曲とルックスで、Elastica、S*M*A*S*H、MenswearなどとともにNWONWの一派といわれていました。

どんな曲をやっていたかすっかり忘れていたのですが、久しぶりに聴いたら、タイトル曲のtoo sussed?はパンクな疾走感がけっこう好み!
1曲目と2曲目以外は個人的にはどうでもいい感じですが、個々のアレンジというか曲中の展開も富んでいて、なかなか高水準な作りだったので驚きでした。

☆too sussed?


バンド名はアレですが、4人ともルックスは悪くないし、黒アイラインにアディダスやロンズデールのピタTを小奇麗に着こなしていてオシャレさん。ブライトン出身ということもあって、ファッションセンスにどこかモッズ要素も入っている気がします。
そういえばブリットポップ時代のバンドって、ルックス的にもヘンなのがいなかったかも。ダブダブでヨレヨレでありえない柄物とかを着て顔も(動きも)動物に近い人が多かったマンチェ時代とはえらい違いです。

そんなわけで、ポップでパンクでロックでアイドル入っている(Vo.の声質が若いというかアイドルチックだと感じてしまう)、美味しいところをつまみましたって感じのバンドでしたが、時代の終焉とともにその他大勢のバンドと共に消えてしまいました。
ほんとに、みんななかなか良い曲作っているのにねぇ。

☆speeed king


1.too sussed? (live)
2.speeed king
3.jobs for the boys
4.who's the daddy now?
5.you're not my babylon





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by gazing | 2014-10-23 15:55 | manchester/brit pop

st.johnny - "speed is dreaming"



1994年にゲフィンから発表されたメジャーデビューアルバム。
このアルバムの前に発表したミニ・アルバム"High As A Kite"は、なんとラフ・トレードから出ており、こちらも日本盤が発売されていたのです。

私の持っているこのアルバムは日本盤でMCAビクターから出ており、オビには「サーストン・ムーア(ソニック・ユース)絶賛!待望のメジャー・デビュー・アルバム。」とかかれてあります。
ラフトレード→ゲフィン、ソニック・ユースのお気に入りでライヴのオープニング・アクトも務めているバンドとくれば、ほっとくわけにはいきません。私は「サーストン肝入りでゲフィン」ってキーワードだけでこのアルバムを買ったようなもんです。

そんなわけで期待大だったのですが、アルバムを通して聴く限り「?」という感じでした。
なんというか、聴きやすく捨て曲なしなのですが、どれも似たり寄ったりでいまいち「おっ!」とくるものがなく、落ち着きすぎているのがつまらないのか、聴いているうちに飽きてきて、正直なところ私には「ホントにサーストンが絶賛しているバンドなのかな~?」と思えるアルバムだったのです。
☆I GIVE UP

ガリガリで大丈夫かな?って感じのVo.ですね。この曲のイントロを聴いているとなぜかG'N'Rのsweet child o' mineを思い出します。

歌詞は曲のタイトルからもなんとなく感じるように、全体的にネガティヴで暗めですが、これもこの頃のミュージックシーンにはマイナスに作用してしまったのか?、このアルバムは日本でも話題にならず、次のアルバムでは音楽性もちょっと変えたようですが、それがまたどこへ向かおうとしているのか分からない感じがまずかったのだろうか、この頃のこの辺りのバンドの中ではよっぽどマジメで堅実に音楽と向き合っていそうなのに、それがかえってアダとなったのだろうか?そしてこのバンドは解散してしまったようです。
なにが売れるのか、音楽の世界ってホントに難しい。ちなみに私は「売れないけどいい曲を作るバンド」が好きなのですが、それを見つけるのも難しく大変です。

1.A CAR OR A BOY?
2.I HATE ROCK AND ROLL
3.DOWN THE DRAIN
4.I GIVE UP
5.WHAT WAS I SUPPOSED TO SEE?
6.THE DEVIL'S LAST STAND
7.YOU'RE NOT MY FRIEND
8.YOU CAN'T WIN
9.GRAN MAL
10.EVERYTHING IS BEAUTIFUL
11.BLACK EYE
12.TURBINE
13.STUPID



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by gazing | 2014-10-20 13:50 | grunge/alternative

Elastica - "Elastica"




ブリット・ポップ全盛期に、デビュー前からゴシップネタで話題だった(Vo.が)バンドの、1995年発表の1stアルバム。

このバンドに必ずついてくる、「ヴォーカルのジャスティーン・フリッシュマンが、Suedeのブレッド・アンダーソンの元カノで、Blurのデーモン・アルバーンの現恋人(当時)」という話は、私も恥かしながら「そんな人ってどんな人?!」と写真を観たがった1人であります。初めてバンドの写真を観たとき、私はギターのドナ・マシューズが”その人”かと勘違いしてました。というのも、ドナのほうが可愛かったからです。

とにかくそんな話題もあり、いいタイミングでデビューしたので、アルバムセールスも全英1位、アメリカではゴールド・ディスク獲得と良かったようです。NWONWの一派と括られており、音的には、Wireに影響を受けた(というよりそのまんまな曲もあり、後にWireから訴えられ、バンド側もあっさり認めてお金を払ったとかなんとか)というパンク寄りで、フロントを固めるギター&ベースの3人が女性という珍しさと、黒ファッションに身を包んだスタイリッシュなルックスも人気を呼んでいました。

せっかく出だしは順調だったのに、その後のメンバーの薬物問題などで、メンバーチェンジを経て2ndアルバムを出すまでに5年もかかり、その5年の間にブリットポップも終焉していたため、2ndは散々な結果でバンドは解散となったようです。

最初は話題先行型で音楽的な評価は2の次で、私も「とりあえず買っとくか」という全然ファンじゃないリスナーでしたが、今あらためて聴くと、たしかにいろんなバンドの寄せ集め的サウンドだけど、最初のとっかかりはこれでいいじゃないかと思うし、バンドのルックスやセンスも良いし、これで薬物に溺れずメンバーチェンジもせずにすぐ2nd,3rdと出せていたら、もう少し良いバンドになっていたのではないかとちょっと残念です。

ところで、このバンドの話題はジャスティーンのことばかりなので、私はあえてこのバンドの黒1点の、ドラムのジャスティン・ウェルチについて触れたいと思います。
この人は、ジャスティーン・フリッシュマンと同じく初期Suedeのメンバーであり(つまりそこでジャスティーンとジャスティンは知り合ってElastica結成となったんだと思いますが)、そのSuedeとElasticaの間に、Spitfireのメンバーでもあったのです。
Spitfireと言えば!私の「売れなかったけど個人的に好きなバンド」のひとつであり、60'sガレージを彷彿とさせるようなルックスとサウンドは、今聴いてもかっこいいと思います。
Spitfire時代はロッカーズ的だったウェルチ氏、Elasticaでは髪もさっぱり切ってモッズ的なルックスになっていたので、同一人物だとはわかりませんでした。
Elastica後は、BlurやLilac Timeのメンバーとユニットを組んだりとどこかのバンドに属したりはしてないようで、最近では、2013年にSuedeの療養中のドラマーの代役でライヴに参加したそうです。

1.LINE UP
2.ANNIE
3.CONNECTION
4.CAR SONG
5.SMILE
6.HOLD ME NOW
7.S.O.F.T.
8.INDIAN SONG
9.BLUE
10.ALL-NIGHTER
11.WAKING UP
12.2:1
13.SEE THAT ANIMAL
14.STUTTER
15.NEVER HERE
16.VASELINE

☆STUTTER


☆CONNECTION













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by gazing | 2014-10-16 11:22 | manchester/brit pop
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