THE LEAVES - "HEY JOE"
このアルバムのオリジナルは1966年発表ですが、私の持っているCD化されたものは1993年に
ONE WAY RCORDSから出ています。
HEY JOEといえば、Jimi Hendrix(正確にはThe Jimi Hendrix Experienceですね)が最も
有名というか、「ジミヘンの曲」って感じですが、この曲を最初にレコーディングしたのは、
このLA出身のガレージ・バンドであるThe Leavesです(1965年にシングルで出してます)。
この曲を作ったのはBilly Robertsという人だそうですが、この曲はホントにたくさんの人に
カヴァーされているようです。有名どころだと、The Byrds、Deep Purple、Patti Smith、
Loveなどなど。ちなみに日本では、ゴールデン・カップスもやっています。
The LeavesのHEY JOE! のほうは、!マークがついているだけに、かなりハイテンションです。
ジミヘンのと聴き比べてみましょう。
★The Leaves – HEY JOE!
★Jimi Hendrix – HEY JOE
HEY JOE!の曲のことばかりになってしまいましたが、このアルバム全体としては、ほかの曲は
HEY JOE!ほどインパクトの強い曲はありません。2曲目のJUST A MEMORYはソフト・ロック
っぽいし、8曲目のBACK ON THE AVENUEは、JTQのMoney Spyderに入っていそうなインスト
ゥルメンタル。10曲目のTABACCO ROADも60年代にいろんなバンドがやってましたね。
他の曲は、モンキーズっぽいとか、“このバンドらしさ”というオリジナリティはあまり感じ
ませんが、わりと聴きやすいアルバムだと思います。コーラスが多く、ガレージ好きには
どうかな~?というアルバムですが(私は買った当時はガレージ・サイケが好きだったので、
あまり聴きませんでした…)。
後半5曲はボーナス・トラックで、こっちのほうが良いなあと個人的には思います。
DR. STONE
JUST A MEMORY
GET OUT OF MY LIFE WOMAN
GIRL FROM THE EAST
HE WAS A FRIEND OF MINE
HEY JOE!
WORDS
BACK ON THE AVENUE
WAR OF DISTORTION
TOBACCO ROAD
GOOD BYE, MY LOVE
TOO MANY PEOPLE
BE WITH YOU*
YOU BETTER MOVE ON*
THAT’S A DIFFERENT STORY*
LOVE MINUS ZERO*
FUNNY LITTLE WORLD*
*bonus track