SIMPLE MINDS " ONCE UPON A TIME"
1.ONCE UPON A TIME
2.ALL THE THINGS SHE SAID
3.GHOST DANCING
4.ALIVE AND KICKING
5.OH JUNGLELAND
6.I WISH YOU WERE HERE
7.SANCTIFY YOURSELF
8.COME A LONG WAY
1985年、Virgin Recordsより。
またまた85年ですね。私の人生では、85年と91年がもっとも音楽を聴いていたのだと
いまさら知りました。この85年と91年は、音楽シーンが楽しかったとしみじみ思います。
Simple Mindsといえば、このアルバムの前にリリースされた"Don't You (Foget About Me)
が最も有名だと思います。この曲は全米No.1にもなりました。
私はてっきりそれがこのアルバムに収録されているものだと思っていたのに、
入ってなくて残念でした。Don't You~はホントにすごくいい曲でした!
多分、80年代オムニバス盤などには必ずと言っていいほど入っているのでは?
このアルバムは、その曲ほどのインパクトはないのですが、シングルカットされた
4.ALIVE AND KICKINGなどもかなりいい曲です。ヴォーカルのジム・カー(この人は
プリテンダーズのクリッシー・ハインドの元夫だそうです)が曲のメロディアスで空を
飛んでいる鳥から大地を見ているような雰囲気にピッタリ合っていて、艶っぽかったり
ハスキーになったり力強くなったりといろいろ変化させて歌うところが、絶妙です。
このアルバム全体に、派手じゃないけど良質なポップで一枚さらっと聴けちゃいます。
2000年以降の音楽をほとんど聴いてない私が言うのは説得力ないのですが、
そんなに古臭さを感じないし、ジャケも「モロ80年代!」って感じじゃなく、スマートに
仕上がっていると思います。